どうもこんばんは。
今日から始まりました『前向きなヒューの HR/HM何聴いたらえぇねん!』をどうぞよろしくお願いします。
このブログでは、タイトルの通りHR/HM(ハードロック・ヘヴィーメタル)をこよなく愛する私、前向きなヒューが、独断と偏見で温故知新の不朽の名作から新進気鋭のアーティストによる楽曲について熱く語りつつ紹介していきますので、HR/HM好きな方、またこれからHR/HMを聴いてみようかな、でも何から聴いたらえぇねん…っていう方はぜひ最後まで読んで行って頂けたら幸いです。
日々更新するこの記事を読んで頂けるだけで、自分の身の回りにいる音楽好きな仲間、バンドマン、HR/HMフリークス達と語り合えるようになり、また純粋にHR/HMを楽しめるように
配信してまいりますので、これからよろしくお願いします。
ということで、第1回は…
MSG(マイケル・シェンカー・グループ)の神(帰ってきたフライングアロウ)を取り上げたいと思います。
ブログ立ち上げ1枚目になぜコレを紹介するのかというと、
何を隠そう私は、マイケルシェンカーを圧倒的にひいきしているからに他なりません。
ではこのアルバム、一体何がえぇねん?!…というと、以下になります。
- 全ての曲がいい(捨て曲なし)
- メンバーがいい
- ジャケットがいい
- 顔がいい
はい、
みて下さい、このジャケットを。マイケルシェンカーが実験台?のような椅子に座らされ、脳波か何か?を測定されているようです。そしてジャケット裏面はというと、モニターに映るマイケルのフライングVをかき鳴らす映像をドクターが記録しているようです。
とても意味深でしょ。
しかもこのアルバムを出したときのマイケルはというと、英国を代表するハードロックバンド、UFOの活動を経てドイツ人である彼が言葉の壁、メンバー間の孤立にと、心身共に疲弊しそれを誤魔化す為にアルコール・ドラッグにまみれ療養・活動休止状態を経て完成させた渾身の復活作なんです。
1曲目からもう全開の超絶キャッチ―なリフをかましまくっています。このリフを以って、その後のHR/HMシーンのスタンダードを牽引したと言っても過言ではないです。
続く2曲目、3曲目、うん、えぇね!シンセによるイントロの雰囲気、ゲイリーバーデンのボーカル、マイケルのギタープレイ、どれをとっても噛めば噛むほどに味が出るわ!
んで、4曲目ビジョー・プレジュレット、クラシカル!エクササイズ?ってくらい僕はこの曲をこのテンポで弾けるようになるまで繰り返しコピってました。フィンガリングとピッキングのシンクロを極めたいなら、この曲をメトロノームに合わせて少しずつテンポを速めながら弾いてみるだけでオッケーです。(笑)
そしてこのアルバム最大の見せ場がやってきます6曲目!
ロック史に残る名曲中の名曲。Into The Arena(イントゥ・ジ・アリーナ)!この曲のためだけにこのアルバムを買ったとしても、何一つ勿体ないことはない。「感動はお金には代え難い」を言わしめるね。何回聴いても鳥肌が立つ。
展開が明確な起承転結で構成され、これ一曲が完全なるドラマになってます。
これほどまでに情感溢れるメロディーをアグレッシブなリズムに乗せドラマのようなシナリオ構成で人々の心を動かす4分半の曲があるだろうか、いや、ない!
以上、これがマイケル・シェンカーを愛してやまぬ男、前向きなヒューによる第1枚目のレビューだ!ではまた!